キャッシュレス決済

みなさん、あけましておめでとうございます。塩尻在住の中小企業診断士の中村です。

年末のPayPayによるポイント20%還元祭りが話題になりましたね。

10月の消費増税のてこ入れ策としてキャッシュレス決済時のポイント還元もあり、これからは小さなお店も現金一辺倒では客離れが起きるかもしれません。

ICT総研による12月の調査では、

1000円以上3000円未満の買い物では、現金が71.6%、クレジットカードが43.6%、

1万円以上3万円未満の買い物では、現金が44.7%、クレジットカードが68.3%

とクレジットカードが逆転します。

QRコード決済はというと、1000円以上3000円未満の買い物では4.1%、1万円以上3万円未満の買い物では2.6%と話題の割には低い状況です。

よく使われているQRコード決済は、楽天ペイ、PayPay、LINE Pay、d払い、Origami Payの順番になっています。やはり楽天カードの顧客を持っている楽天、新興勢力であるPayPay、スマホユーザーの7割は使っているLINEの3強ですね。

QRコード決済は使うユーザー側は普段接する機会もありますが、使われる店舗側の情報はあまり流れていません。QRコード決済の仕組みが理解できないと、いくら初期費用無料といっても導入は難しいものです。今は電気店やコンビニなど大手でのQRコード決済導入が進んでいますが、街中の個人商店はまだまだです。

実際に仕組みを調べるためにLINE Payに登録したのですが、やってみてはじめてこういう仕組みでこう使うんだといことが理解できました。結構、簡単なようで理解するのは難しかったです。

eTaxもそうですが、メリットは感じるのですが導入の敷居をもう少し下げないと普及は難しいかなと感じています。それを後押しするのが僕らの仕事でもあるので、努めて情報発信は強化していこうと思っています。

今年もよろしくお願いいたします。

中村

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