釣りの醍醐味

こんにちは。中小企業診断士の中澤俊成です。
唐突な話しになりますが、私は幼少の頃から魚釣りが大好きです。近所の小河川での鮒・ハヤ釣りから始まり、イワナ・ヤマメの渓流釣り(餌釣り)を経て、ブラックバスのルアーフィッシング、そして社会人になってからは渓流でのフライフィッシングと、対象魚や釣り方は釣り人生のなかで変遷してきました。近年は渓流に棲むイワナやヤマメ等のトラウトをメインターゲットにフライ&ルアーの二刀流で楽しんでいます。魚を捕まえるだけなら他にも方法はありますが、渓流トラウトフィッシングの楽しさはどこにあるのでしょう?

分かりづらい表現かもしれませんが、気まぐれなトラウトの気持ちを何とかして把握しようと努め、仮説と実行を繰り返しながら正解に辿り着くまでのプロセスが楽しい、と思っています。

もう少し詳しく説明すると

・季節(春夏秋冬)
・時間帯(朝まづめ、夕まづめ、など)
・渓流の地理的特性(標高、形状、陽当り、など)
・渓流の状態(水量、水質、水温、など)
・トラウトが捕食するエサの種類(ユスリカ、カゲロウ、カワゲラ、陸生昆虫、など)
・トラウトの活性(水底に定位、活発にエサを捕食、など)
・トラウトの習性(岩陰を好む、流芯を好む、など)

等の様々な要素から、その時その場所に最も適している、つまりトラウトが反応すると思われるフライやルアーを選択し、そしてトラウトが潜んでいるであろう狭小ポイントに向けて、それらを正確に投げ入れるまでのプロセス。

自然に囲まれ会話のない環境に身を置き、あれこれと仮説を立てて何度もフライやルアーを交換しながら、突然訪れる正解という”ヒット”の感触は、何度味わっても飽きることがありません。まあ、正解に至らずにボーズ(オデコ)で終わることも多いのも事実ですが(笑)

企業経営的に言うとPDCAサイクルを回すことなのでしょうが、それを楽しむことこそが自分にとっての釣りの醍醐味なのだろうと、思うようになっています。

この時期は禁漁なので、来年2月中旬の渓流釣り解禁が待ち遠しいですね。それでは、また

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